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The Unseen Beauty

The Unseen Beauty

PROJECT MOVIE

音から広がる感性を、映像に。 音から広がる感性を、映像に。

MUSIC VIDEO

 この映像は、視覚障害のあるクリエイターたちによって監督されました。彼らは音楽を聴いて得たイマジネーションをプロンプトとして生成AIに入れ込み、映像を作り出しています。

THE STORY BEHIND THE MUSIC VIDEO

CONCEPT

水は、形を持たず、壊れ、混ざり、循環しながら存在し続けています。この作品は、水の変化そのものを通して、人の感情と存在のあり方を描いています。

【メッセージ】水は常に私たちのそばにあります。体の中にも、世界の中にも存在しています。

それは一つの形に留まらず、分かれ、混ざり、押し潰され、立ち上がりながら、循環し続ける存在です。

人の感情や生き方もまた同じように、壊れ、揺らぎ、形を失いながらも、完全に消えることはありません。

この作品は、水の変化を通して、人は止まることなく、形を変えながら生き続けているという事実を描いています。

【作品解説】① 「見えない=何もない」ではない この作品では、「見えない世界」を空っぽなものとしては捉えません。視覚に依存しない感覚――音や気配、触れたときの感触など、それぞれの個人が内側で受け取っている"確かにあるもの"を起点に、世界が立ち上がっていく状態を描いています。

② 水=感覚そのもの 水の動きは、実際の水ではなく、触れたときの感覚や、空気の流れ、存在の気配をイメージしています。流れたり、広がったり、ぶつかったりすることで、「何かがそこにある」と感じる状態を表しています。

③自分の形ははっきりしていない 人のかたちを思わせる、水の存在が現れます。しかしそこに、明確な輪郭はありません。存在はひとつの形に定まるものではなく、触れ合いや関係の中で、揺らぎながら立ち上がっていく――その在り方を示しています。

④ 空間は"見る"ものではなく"感じる"もの この作品の空間には、はっきりとした奥行きや形はありません。その代わりに、流れや触れたときの変化によって、どこにいるのか、どんな広がりなのかを感じるように演出しています。

⑤つながりが世界をつくる 水の存在たちは、触れ合うことで変化します。ひとつひとつがバラバラではなく、触れることで関係が生まれ、その関係が広がって世界になっていくということを表しています。

⑥ 痛みや違和感も感覚のひとつ 途中で、水の流れが強くなり、ぶつかるような場面があります。それは、うまくいかないときの違和感や、負荷がかかる感覚を表しています。でもそれも、世界を感じるための一部として描いています。

⑦ 形が崩れても、なくなるわけではない 水の形は崩れたり変わったりしますが、消えることはありません。これは、状態が変わっても、存在そのものは続いているという考え方を表しています。

⑧ 静けさの中にも、経験は残っている 最後は静かな状態に戻りますが、最初とは少し違います。それまでの動きや変化が、目には見えなくても、確かに"残っている"状態になっています。

視覚に依存しない知覚や感覚を起点にしたクリエイティビティを追求する

  • 01 アーティストの楽曲をテーマに、視覚以外の知覚や感性をもとに解釈

  • 02 そのストーリーラインをもとに、生成AIを活用して映像化

  • 03 映像の世界観やストーリーに合わせて、楽曲を新たにアレンジ

  • 04 ミュージックビデオとして全世界へ公開

INTENT

視覚に依存しない感性を起点とした新たな映像表現への挑戦

人が世界を感じ取る方法は、多様にあります。音や記憶、経験など、さまざまな知覚や感性から生まれるイメージは、新たなクリエイティビティの源泉になり得ます。本プロジェクトは、視覚障害者が主役となり、個々の感性を起点に、生成AIを通じてそのイメージを映像として立ち上げる試みです。多様な感じ方そのものが、新しい表現をひらいていく。その可能性に向き合う挑戦です。

VIDEO DIRECTOR

北村直也のポートレート。金色の短髪で、目を閉じて笑っている。緑、黄、青、濃紺の縞模様と赤い襟の法被を着ている。

株式会社ePARA

北村 直也

NAOYA KITAMURA

先天性の小眼球で、二十歳頃まではわずかな色と光が見える程度、以降は全盲。好奇心旺盛な個性を生かし、eスポーツプレイヤー・ナレーター・声優・エンジニアなど、幅広い領域で活動。最近は、視覚補助としての生成AI活用を探求している。プライベートでは、小説の出版、生成AIを用いた作曲、ゲーム実況を行っている。

藤本昌宏のポートレート。ePARAのユニフォームとヘッドセットを身につけ、コントローラーを握ってプレーしている。

株式会社ePARA

藤本 昌宏(真しろ)

MASAHIRO FUJIMOTO

先天性全盲。大学では英米文学などを研究し、在学中に英国留学も経験。当時から株式会社ePARAの海外広報業務に従事し、全盲eスポーツプレイヤーとしても活動。芸術分野では、美術・演劇の鑑賞WSのファシリや、音声ガイドのレビューなどを経験。その他、ラジオドラマ・ボイスドラマの制作、詩の執筆などにも積極的に取り組んでいる。

関場理生のポートレート。淡い藍色の着物を着て、花の髪飾りをつけている。木々を背に屋外で正面を向いている。

株式会社ePARA

関場 理生

RIO SEKIBA

2歳で失明し全盲となる。日本大学芸術学部演劇学科卒業。自ら舞台に立つ他、視覚障害者向けの観劇サポートにも携わる。また、「ePARA Voice」や「みみよみ」に所属し、ナレーターとしても活動。近年、「スーパーパントマイムシアターSOUKI(ソウキ)」に入団し、言葉のない表現にも挑戦中。

西脇有希のポートレート。白いブラウスを着て、笑顔でピアノを弾いている。

株式会社ePARA

西脇 有希

YUKI NISHIWAKI

先天性の弱視で、大学卒業後に全盲の診断を受ける。大学で声楽を専攻。現在でもナレーター業務を含め、音と声を活用した業務に従事。就労移行支援の訓練でボイストレーニングを行い、技能の向上に励む。プライベートでは、地域の合唱団に所属し、ピアノと声楽を継続。電車オタクで、車内アナウンスのものまねを得意とする。

CREATIVE PARTNER

宮城明弘のモノクロポートレート。太い黒縁の眼鏡をかけ、ウェーブのある長髪で、頬杖をつき、ほほえんでいる。

​AI CREATIVE DIRECTOR

宮城 明弘

AKIHIRO MIYAGI

最先端AIと独自の美的センスを融合し、映像制作の常識を覆すクリエイター。2025年には欧米やインドなど世界各国のプロダクションと独占契約を結び、国際的評価を確立し、公開された300本超のAI映像は多ジャンルで信頼を集め、エンタメと教育の新たなビジョンを世界へ提示し続けている。

廣田純平のアートグラフィ。黒いパーカー姿で正面を向き、青、赤、灰色のスモークとデジタルグリッチが全体に重なっている。

CREATIVE DIRECTOR

廣田 純平

JUNPEI HIROTA

2021年「ごっこ倶楽部」創設期に参画し、縦型ショートドラマの可能性を切り拓く。総再生回数7億回、平均350万回。既存の枠を越えた映像体験を生み出し、映画・ドラマ・広告など領域横断で作品を手がける。

ARTIST

SARUKANIのプロモーション写真。白とグレーの背景の室内で、左からKAJI、Kohey、RUSYが並んで立っている。KAJIは赤い髪、Koheyは黒いウェーブヘア、RUSYは白い短髪で、3人ともオーバーサイズのレイヤードスタイルを着ている。

SARUKANI

KAJI、Kohey、RUSYの3人からなる世界No.1ビートボックスクルー。ジャンルを越えたポップダンスミュージックを創り出し、ライブでは重低音のビートが全身を揺さぶる圧倒的なステージを展開。世界大会「GRAND BEATBOX BATTLE 2023」でチャンピオンに輝き、スペインの人気番組『GOT TALENT ESPAÑA』で決勝3位を獲得するなど、グローバルな舞台で実績を積み重ね、国内外の音楽シーンで注目を集めている。